洋服 原型の作り方
こんにちは、YOSHINOです。
今回は洋服の身頃原型の作り方を
わかりやすくお伝えできたらと思います!
まず、身頃原型とは、
私たちの身体にぴったりの型です。
このままではぴったりしすぎて着用はできないので、
この身頃原型をもとに、適宜ゆとりを入れることで洋服は作られます。
身長やバスト、ウエストなどの寸法が各々違うだけでなく、
年齢によっても体形って自然と変わりますよね。
こちらはレディース9ARサイズのボディのイメージです。
バストとヒップは前後水平なのに対し、
ウエストは後ろが下がって、前が少し上がっています。
スカートやパンツを作るときは、
ウエストを水平にしてしまうと、お尻にだぼつきが出たりします。
こんな感じで、やっぱり原型を作る上で
ヒトの身体を捉えることって大事なんだと思います。
では、実際に原型を作ってみましょう。
用意するもの:
①シーチング
②シャーペンor鉛筆
③洋裁用定規
④裁ちばさみ
⑤ピン+ピンクッション
⑥ボディ
※ボディが無く、人体でやるという方は、相手の方に配慮して
⑤をメンディングテープに変えてくださいね。
全てをこちらのブログで解説してしまうと、
私の商売あがったりになってしまうので、ごめんなさい。
全ては解説しません。(笑)
まず、
立体裁断で最も大切なこと
それは…
『正確に、地の目を通すこと』です。
なんで必要かというと、
服のシルエットをきちんと確かめる為
というのもあるのですが、
立体裁断で作るからって、一発で完成するわけじゃないのです。
人間だもの。
生地だもの。
手仕事だからね、
コンピューターのような正確さには欠けるし、生地は伸びるし…
一発で上手くいくだなんてこと、早々無いのです。
組んでみては修正し、修正しては組んでみて…を繰り返すのです。
面倒臭いなあ、、
と思った方は、YOSHINOに型紙作成をご依頼くださいね(笑)
そして、そんな面倒な作業のとき、頼りになるのが
地の目であり、
それを基準に引いたバストラインやヒップラインなのです。
この基準線たちが存在しないと、
どこを基準に、どんな風に、何センチ修正してよいやら
さっぱりわからなくなります。
なので、まず、シーチングを50~60cmくらい用意したら、
ビシッとアイロンをかけて地直しをして、
端から5cmくらいの所に地の目線を引いて、
それと垂直にバストラインを引きましょう。
こんな感じ。
左が前身頃用、右が後身頃用です。
ビシッと合った地の目線とバストラインを
ボディに合わせて留めます。
あとは、ざっくりとした説明になります。
『布をボディに合わせて形を作っていってください。』
ざっくりしすぎ…?(´・ω・)
正確なやり方は省きますが、
そんなこんなで作っていくと、こんな感じになります。
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これは★ストレートスローパー★
組んだシーチングをほどいて平面にすると、パターンができております。
このやり方は、
私が大学時代嫌いだった『〇寸法』や『△寸法』を用いずに
立体裁断で原型を作る方法。
パターンが嫌いだった私が、一番理解できたやり方(/・ω・)/
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